No.53(2010/11/6)

基本情報
タイトル夏少女 -Promised Summer-
メーカーPULLTOP/サクセス
作品サイト
ジャンル純愛アドベンチャー
発売日2003年5月30日(PC)、2004年7月29日(PS2)
シナリオSHARED、椎原旬、下原正
音楽佐野広明、末村謙之輔
藤原々々
ヒロイン芹沢明希(宮本千鶴)、結城京(浅野麻理亜)、東絢水(北都南)、白山奏芽(須本綾奈)

購入経緯
昔お気に入りだったレビューサイトで記事を見て、楽しそうだなぁと思ったのがきっかけ。

こんな人にオススメ!
夏、田舎、少女でピッキーンとキちゃった人。

主人公

★瀬川真人(せがわ まさと)★【固定】

【音声】
主人公以外フルボイス

【主人公の呼び方】
芹沢明希「真人」
結城京「瀬川さん」
東絢水「真人さん」
白山奏芽「瀬川先輩」
その他:真人クン(芹沢麻理奈)、瀬川さん(結城棲子)etc...

ストーリー・コンセプト

[公式サイト紹介文より]

ある夏休み、主人公、瀬川真人は、
同じ天文部の友人、結城樹一郎(ゆうき じゅいちろう)に誘われ、
樹一郎の田舎である上郷町を訪れる。

その町で、真人が出会う3人の少女―――。
喫茶店『こかげ』の元気娘、芹沢明希(せりざわ あき)。
真人の宿泊する老舗旅館『みやこ』の娘で、樹一郎の妹、結城京(ゆうき みやこ)。
クールでどこか謎めいた雰囲気の少女、東絢水(あずま あやみ)。

自然の豊かな田舎町で、楽しい夏休みを過ごした真人は、
次の夏もまた来ると約束して、上郷町を去った。

そして、次の夏休み。
上郷町を訪れた真人は、再び出会う。
一年の月日の分だけ、大人へと近づいた少女達に……。

ということで、夏の田舎を舞台にした王道ギャルゲーです!
夏、田舎、虫取り、川遊び、麦藁帽子、花火、お祭り…と夏の遊び要素を思いっきり詰め込んでますね。
そして、1年目、2年目、3年目…と上郷町を訪れるのも特徴。
成長、というのも重要なキーワードです。

シナリオ・テキスト

1年目に関しては最高すぎるくらいに最高です。
もうとにかく1年目は楽しいイベントがたくさんで、これだけでもお腹いっぱいになっちゃうくらい。
2年目は半分共通、半分個別みたいな感じになりますが、それでもイベントは多いです。
以下、個別ルートについて。

<明希>
天真爛漫
という表現がぴったりな明希ルートは、夏少女というゲームを代表するに足るルートですね。
2年目3年目…と言動や手紙の文面からも大人びてくるのがよく分かる娘です。
麦藁帽子がトレードマークだったりと、キャラ的にもシナリオ的にも夏少女という作品の代表格です。
ぼくのなつやすみが懐いと思う人は間違いなく明希ちゃんタイプだ、突撃せよ!

<京>
明希ちゃんと対照的に、大和撫子な娘。
主人公が泊まる旅館の娘ということで、設定的にはメイン級だけど、明希ちゃんの印象が強すぎる…。
個別シナリオは…少しだけドロドロしたところがあったけど、許容範囲内、かな。
家業やってるところって大変なんだなぁと思った。

<絢水>
ザ・クールビューティー
ことあやみっちは、ミステリアスな魅力で勝負!
呆れたり興味を示したり無関心だったり、冷静にツッコミを入れたり嫉妬したり、さりげなく甘えてきたり…とロリクールビューティーっぷりを個別ルートでも発揮。
シナリオは鬱になりすぎることもなく、それでいて山場もあってメリハリあって、最後も綺麗にフィニッシュ。
さすがあやみっちだね!

<奏芽>
ぁれっ‥もう一つルートがあった気がしたけど…気のせいかな。

<おまけ>
短いけど最高だった、こういうのを待ってたんだ…と終わった後に思った。
このエピローグをもって夏少女終了…感慨ものですよ!

音楽

OP主題歌は、夏の前向きさと透き通るような爽やかさを表現してて、作品のテーマに相応しい良曲になってる。
歌詞も夏少女という作品のテーマに沿ってて、すごく印象に残る。
タイトルページで流れるBGMはまさに「夏休みっ!」て感じがする明希ちゃんのテーマソング。
曲数はそこそこだけど、どの曲も個性が光ってて、曲単体でも充分に聴いてられるね。

絵・キャラ

藤原々々さんキャラ…いいねぇ〜(*´▽`)
みんな仲がいいんですよ、ほんと。
明希ちゃん、京、絢水…どの娘もとっても魅力的。
ロリストレートがダメなら、麻理奈さんや棲子さんなどの変化球まで用意されているという用意周到さっ!
樹一郎のキャラは変だけど、某宇宙人総理と比べれば…いや、やっぱり樹一郎はヘンな奴だw
えっ‥かな、め‥?そういえば、そんなこも、いましたね。

雰囲気

どこまでも純粋に夏の良さを突き詰めていった夏ゲーです、はい。
特に1年目は、キャラよしイベントよし音楽よし…と、最高の雰囲気です。
上の花火のシーンとかすごくお気に入り。
星座を見る、というのもあるので、少しロマンチックな雰囲気もあったり…ね。
イベントも豊富だし、内容も素晴らしいけど…残念な点としては欲しい時にCGが無いシーンがあったことかなぁ。
歓送会、落輪祭クライマックスなど、ここぞって時にCGが無くて。
それでも、そんなのは些事ってなるくらいに雰囲気は最高です。

総合
辞書を見たら、蛇足という言葉が載っていました。
辞書の恋という項目に君の名前を書き込んだ、みたいなのがいつだったかあった気がするけど、辞書の蛇足という言葉のところに「夏少女の奏芽ルート」と書き加えたいくらいです。
まぁ流石に最後までスルーというわけにもいかないから書くと、夏少女という作品は明希ちゃん、京、絢水で夏少女なんですよ。
親友の実家に行ったら三人の少女と出会って…というのが作品のコンセプトだと思ってるんですけど。
奏芽は2年目の自己紹介の時からしてそのウザったいノリのいい性格を前面に出してきましたからね。
少々鬱陶しい個性が強いところもあるので、奏芽ルートじゃなくて、別なエンディングにしてほしかったなぁ…。
成長していく3人と遊びに遊んだ3年間の夏休みだったけど、誰とも結ばれること無く「憧れのお兄ちゃん」的な存在としてい続けて、数年後に成長した三人から手紙が届いてエンディング…みたいな。
まぁ、無理なのは分かってるんだけど。
とりあえず、個人的には奏芽ルートは無かったことに〜なんちゃって。
しかしなんと!PC版では実際に無かったことになってます!!(・∀・)

というわけで、蛇足的な奏芽ルートに目をつぶれば、最高の出来でした!
永遠の夏ゲーです、はい。


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