No.16(2008/2/16)

基本情報
タイトル夏夢夜話
メーカーKID
作品サイト
ジャンル恋愛アドベンチャー
発売日2003年8月28日
シナリオ水無神知宏、田中ロミオ
音楽CUBE
如月水、ひぐちのりえ
ヒロイン氷室涼子(満仲由紀子)、小鳥(牧島有希)、レミ(金田朋子)、アリス(疋田由香里)、クリス(朴ろ美)、アルマデル(小松由佳)、テゥ(高橋裕子)、ファウ(大八木英央)、ゲーティア(牧島有希)、コロンビーナ(金田朋子)、アメリア(葉崎かおり)、雪の女王(大八木英央)、シャル(満仲由紀子)
その他廉価版あり

購入経緯
KIDが倒産してしまったと知ったあの日。
夏夢夜話……前々から気になってるタイトルだったから思わず買うことにした作品であります、はい。

こんな人にオススメ!
異世界ファンタジーなギャルゲーを求めてる人。

主人公

★青海伶二(おうみ れいじ)★【固定】

【音声】
主人公以外フルボイス

【主人公の呼び方】
基本的に怜二(レイジ)、例外的に小鳥だけ兄さん

ストーリー・コンセプト

[公式サイト紹介文より]

突然の、妹・綾香の死。
それから数年を迎えた年の初夏。
高校入学と共に町を離れた幼馴染の氷室涼子が、再び怜二の住む町に戻ってくる。
疎遠になっていた幼馴染を懐かしむ怜二ともう一人の幼馴染夏目小鳥。
しかし、涼子の性格は以前知っているものと大きく変わっており、
3人の間には大きな溝が出来ていた。

それからギクシャクした関係が続いたある日、怜二の元に一通の不思議な手紙が届く。
差出人不明であるその手紙には、現在ブレイク中の絵本の個展の招待状が入っていた。
そして、怜二は2人のうちいずれかを個展へと誘う。
しかし、個展会場で偶然にも涼子と小鳥が這い合わせてしまう。
そして、小鳥と涼子の対立は決定的となり彼女達は帰ってしまう。

帰ってしまった彼女達を追う途中、怜二はペルソナと名乗る不思議な人物に出会う。
2人の関係が壊れてしまったことを自責する怜二に対し、
ペルソナは、謎かけのような言葉をかけ、去ってゆく・・・。

そして、次に怜二が目を開けた瞬間、いつもの町並みと異なった世界・・・。
そこは、 絵本で見た『フェルネラント』そのものの世界だった。

類稀なる異世界ファンタジーもの。
ほとんどフェルネラントで話が進むので、そういうの求めてるならまず大丈夫。
あと、世界観とか結構ややこしいから、そういうの苦手な人はちょぃ辛いかも。
でも最後にちゃんと種明かしもあるし、そこら辺は心配ないね♪w

シナリオ・テキスト

このシナリオは…なんというか、すごいよ( ´д`)
完成度は非常に高い…基本的に1回クリアすれば全容が分かるようになってる。
この作品で常に対立になっているのが、現実とフェルネラント、詰まるところ全てが「現実」と「仮想」の対立になってる。
そして、フェルネラントにおいては「二次元的価値観(役割を演じること)」が正しいとされている。
全てがこの二つを前提に進んでいくお話。
見方を変えれば、怜二にとっての「フェルネラント」っていうのはそのままプレイヤーに対する「ギャルゲー」になるんだよねぇ…。
アメリアのエピソードに顕著に現れてるけど。

まぁそれはともかくとして、シナリオはギャルゲーマーにとってはなかなかに興味深いものになってるかな。
コロンビーナとアルルカンのエピソード、アメリアのエピソードその他見ていくと、不思議な感覚になる( ´д`)
田中ロミオって人はほんと、いろいろ考えてるんだろうなぁこういうこと。
シナリオはそんな感じ♪w

音楽

音楽はまぁまぁって感じかな、そんなに曲数多くないけど。
ていうか、主題歌がw
「こえが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」って、もうこれは一回聞くに値するねw
やっぱり発売前から主題歌でひっそりと話題になっていたようだ。
これは、本当に一度聞いてみる価値はあるw
いや、名曲期待しちゃダメですよ、迷曲を期待するならオッケーですが。
迷曲迷曲と言ってるうちに名曲に…ふっふっふw

絵・キャラ

静止画的だけど魅力的なヒロインはたくさんいるね。
特にクリスとか(*´д`)クリスとか(*´д`)クリスとか(*´д`)
やべーあとはグリモアもヤバいね、ファウ、ゲーティアとかw
ヴァランチーヌはもうなんというかエロい美しい(*´д`)
小鳥とかもっと出番多ければよかったんだけど、ほとんど出番ないからねぇ(´・ω・`)
とりあえず、魅力的なヒロインはたくさんです、はい(*´▽`)

雰囲気

異世界ファンタジーなんだけど、明るいファンタジー、と断言できないんだよねぇ。
どっちかと言うとミステリアスファンタジーって感じ…。
フェルネラントはフェルネラントでの独自の法則が働いていて、価値観から何から全然違う。
時にはその価値観のズレが恐怖にさえ思える。
でも、大草原が広がってたり、砂漠だったり、銀河鉄道の夜みたいだったり、庭園で優雅に暮らしたり…。
と、ファンタジー要素がこれでもかってぐらいに詰め込まれてる。
そういうのが好きな人は買って損なしって感じです、はい。

総合
シナリオはよくまとまっていて完成度高い。
消化不良っていうのはあんまりなかったかな(´・ω・`)
雰囲気も悪くない…かなりの良作に入るものだと思う(`・ω・´)
あと、僕ってば夏夢夜話というタイトルから夏が舞台なのかと思ったけど、どっちかというとフェルネラントは春っぽい。
こういったファンタジーが好きならまずやって損はないと思うかな。


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