No.58(2011/4/4)

基本情報
タイトルΦなる・あぷろーち
メーカーPrincess Soft
作品サイト
ジャンル恋愛アドベンチャー
発売日2004年10月7日
シナリオ三浦洋晃
西又葵
ヒロイン益田西守歌(野川さくら)、水原明鐘(松来未祐)、陸奥笑穂(たかはし智秋)、守屋美紀(田村ゆかり)、芽生百合佳(皆口裕子)
その他廉価版、ファンディスクあり

購入経緯
アニメ見て面白かったから。
未だにDVDたまに見返すわー。

こんな人にオススメ!
ギャルゲー初心者。
遊び心の欲しい人。

主人公

★水原涼(みずはら りょう)★【固定】

【音声】
主人公以外フルボイス

【主人公の呼び方】
益田西守歌「涼様」
水原明鐘「兄さん」
陸奥笑穂「水原」
守屋美紀「涼」
芽生百合佳「涼くん」
その他:涼(ハル)

ストーリー・コンセプト

それは、バレンタインデーのある日。
主人公・水原涼は一人の少女に出会う。
少女の名は、益田西守歌(ますだ しずか)
少女はおもむろにチョコレートを取り出し、
チョコレートと共に一つの指輪を涼の左薬指にはめた。

西守歌 「あ、ご注意くださいね。それ、無理に外そうとすると、爆発いたしますから」
 涼  「は……?」
西守歌 「生命までなくすことはないと思いますけど、爆発すると痛いですよ」
 涼  「え……」

あっけに取られている涼に追い討ちをかけるように西守歌は再度口を開くと……

西守歌 「涼様。ふつつか者ですが、よろしくお願いいたします」
 涼  「ま、益田さん……?」
西守歌 「西守歌、とお呼び捨てくださいませ。
     私には、一切のご遠慮はご無用に願います」

 涼  「はぁ? なに言ってんだ? あんた、一体……」
西守歌 「私は、益田西守歌。あなたの許嫁です」

……こうして、水原涼の平凡な日常は終わりを告げ、
波乱に満ちた日常の幕開けとなったのであった……。

ということで、許嫁が家に押しかけてくる!というラブコメちっくなギャルゲーです!
プリンセスソフトの代表作にして秀逸作になってます。

シナリオ・テキスト
可憐(物騒?)な押しかけ許嫁を除けばヒロインは妹、幼馴染、クラスメイト、バイトの先輩至ってオーソドックスなギャルゲーです、はい。
何気に難易度が高い気がするのは気のせい…?
笑穂ルートは麻雀ゲームというランダム要素があるし(最初全然気付かなかった)、何気ない選択肢でエンディングが決定しちゃったり…。
まぁ、歴戦のギャルゲーマーからしたらこんなの難しいうちに入らないんでしょうけどねw
テキストは特に気になるところも無く普通に読んでいけますね。
行動に対する理由付けが少し多めですが、個性を掘り下げるという面ではちょうどいいくらいだと思います。
以下、各ヒロインに軽く触れつつ個別ルート感想。

まずは押しかけ許嫁こと益田西守歌。
いくら画面の前で「許嫁?問題ない!結婚してくれ!!」と叫んでも、ゲームの中の主人公、水原涼は大変ひねくれもの自制心が強いので、どんなに誘惑されてもなかなか西守歌に振り向いてくれません。
序盤はバカ!エセ大和撫子!腹黒!とか罵りまくりです、個別ルートに入ってからは多少改善するものの、基本は突き放す態度のまま…プレイヤーの心がへし折られてしまうかもしれません…。
RTP推進委員会の正体とは!?西守歌の目的とは!?
最後にきちんと明かされるので安心してプレイしてください(^^
個別入ってからのシナリオは結構しんみりとするシーンも多いです。
西守歌のハッピーエンドが一番好きですねー。

次は絶世の美妹、水原明鐘。
あえて多くは語らない…最強にして理想の妹です。
最強にして理想の妹ですっ!
シナリオはネタバレが多いので割愛(^^;
あっと驚くどんでん返しの繰り返し!

何とも形容しがたいお嬢様、お嬢こと陸奥笑穂!
お嬢様と言えばおしとやかなことが多いけど…お嬢は性格が…どう表現すればいいんでしょう?
公式ではどう紹介してるんだろう?と思ったのでちょっと引用してみると、
お嬢様らしからぬさっぱり具合……と言えば聞こえはいいが、まるで男。
ぶっきらぼうでサッパリした女の子。
裕福な暮らしをしている割に、兄の影響で、ざっくばらんな性格に。

……深くコメントするのは避けましょうか。
個別ルートは「こんな平行線でどうやって収集つけるんだろう?」と思ってたら最後にストーンと終わっちゃった印象。
相撲で言うなら、押し出し?
気がついたらいつの間にか勝っちゃってたよ!みたいな、そんな印象でしたね。

帰ってきたヨッパr…じゃなくて幼馴染、守屋美紀!
シナリオ語るにはこれまたネタバレが…。
まぁでも終わってみればこれはこれでアリかなぁという気はしますね。
でも今後はずっと美紀のペースに振り回されることでしょう、南無(−人−)

最後は百合佳…さん?えっ?
主人公の従兄・ハルの恋人でもある。
ということで、略奪愛!
もう略奪愛決定しちゃってるから思い切って書いちゃうけど「俺のおさがりでよければ…」の台詞には( ゜д゜)←こんな顔になっちゃいましたw
初回プレイで八方美人プレイをやってると、気がつくと百合佳さんルートに入ってしまうことでしょう。
つまり、普通に誰にも優しくしてるとやっぱり涼は百合佳さんを選んじゃうんだろうなぁ…と終わってから思った。

全体的には王道を踏襲しつつ、その中でヒロインの個性をうまく生かしてるって感じを受けましたね。
展開ありきではなくて…事件が起こって、それを主人公やヒロインがどう受け止めて、どういう行動をとるか…。
その辺りは丁寧に描かれているエピソードが多かったと思います、はい。

音楽
OP、EDは橋本みゆきさん、いい曲ですね。
シナリオ書いてる三浦さんのHPだったかな、OPに仕掛けがしてあるってあったのでよくよく歌詞を見てみたら…。
なるほどーと思いましたね、大したことでは無いですが、こんなところにも遊び心があるんだなーってw
EDの光風は名曲ですね、マジかな名曲。
BGMもポップな感じでいい雰囲気の曲が多いですね。
アニメ版の曲もまたいいんですよね。

絵・キャラ
一つ、美少女とはすなわち平均的な顔の女の子である。
一つ、世の中には知らない方が楽しめる事情もたくさんある。


何が言いたいかと言うと…お察しください。。
一つ目はいいとして、二つ目が…。
全く知らなかったら偏見無くプレイできたんだろうなーと思うと、ね(´・ω・`)
絵に関しては、なんていうか、そういうことで、はい。
まぁでも、絵は好きですよ。

雰囲気
アニメほどではないけど、基本はドタバタのラブコメですねw
基本はバレンタインデーからホワイトデーまで、雪がちらちら降る演出がよかったなーと思います。

総合
作品全体としてはとてもよかったですね。
特筆すべきは本編そのものよりも、システム面の遊び具合かな。
システムの案内で全員のボイスが選べるのを一として、音楽鑑賞やCG鑑賞は手の入れようがすごい。
スタートメニューから「水原家」というのを選ぶと、西守歌や明鐘がお出迎え、そこからリビングや自室、洗面所を選んで音楽鑑賞etcができるというもの。
それだけじゃなくて、特定の時間に行くと発生するイベントがあったり、コンプリートするとクイズもあったり…。
後は、特定の日(バレンタインとか正月とか)に起動させると違ったボイスが聞けたり。
OPの歌詞もそうだけど、そういう遊び心もあちこちに見られるような作品です(^^


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