No.49(2010/7/8)

基本情報
タイトルリトルバスターズ!
メーカーKey
作品サイト
ジャンル恋愛アドベンチャー
発売日2007年7月27日
シナリオ麻枝准、都乃河勇人、城桐央、樫田レオ
音楽折戸伸治、戸越まごめ、麻枝准、Manack、PMMK
樋上いたる、Na-Ga
ヒロイン神北小毬(柳瀬なつみ)、棗鈴(田宮トモエ)、三枝葉留佳(すずきけいこ)、能美クドリャフカ(金子明美)、来ヶ谷唯湖(田中涼子)、西園美魚(荒井悠美)
その他PC全年齢

購入経緯
電撃G'sマガジンでクドが可愛すぎる!ということで購入。

こんな人にオススメ!
友情・努力・勝利!な人。

主人公

★直枝理樹(なおえ りき)★【固定】

【音声】
主人公以外フルボイス

【主人公の呼び方】
神北小毬「理樹君」
棗鈴「理樹」
三枝葉留佳「理樹くん」
能美クドリャフカ「直枝さん→リキ」
来ヶ谷唯湖「理樹君、キミ」
西園美魚「直枝さん」
その他:理樹(恭介、謙吾、真人)etc...

ストーリー・コンセプト

[パッケージ裏紹介文より]

あの、一番辛かった日々。
毎日ふさぎ込んでいた日々。
そんな僕の前に、四人の男の子が現れて、
僕に手を差しのばしてくれたんだ。
「強敵があらわれたんだ!きみの力がひつようなんだ!」
そう彼らは訴え、僕の名前を訊いた。
「…なおえ、りき」
「よし、いくぞ、りき!」
一方的に手を掴んで、僕を引きずるように走り出す。
「ね、きみたちは!?」
転ばないように必死についていきながら、そう訊く。
「おれたちか?
悪をせいばいする正義の味方。
ひとよんで…リトルバスターズさ」
歯をにやりと見せ、そう名乗った。

ずっと、そうして彼らと生きていたら、
僕はいつの間にか心の痛みも寂しさも忘れていた。
ただただ、楽しくて…
いつまでもこんな時間が続けばいい。
それだけを願うようになった。

今作、一番心に残ったキーワードは「友情」。
あと、作品中のミニゲーム「野球練習(試合)」と「バトルランキング」があって、すごく楽しめるようになってる。
手早くシナリオだけ進めたい時のために、ミニゲームのオンオフができるのもいいね。

シナリオ・テキスト

以下簡単に共通&個別ルートの感想。

<共通ルート>
かつて、これほどまでに日常パートが楽しいギャルゲーがあっただろうか…?
これに関しては、一番、楽しかった!
真人は基本いい奴なのに、扱いがちょっと不憫なのがちょい気になるけど。
共通ルートに関してはこれ以上ないくらいに楽しめました。

<美魚ルート>
個別ルートの中では一番よかったなぁってシナリオ。
キャラとしては個性的なリトバスメンバーに埋もれてる感があるけど、水面下での強烈な個性はなかなかw
美鳥って結局…とか、そういうのは置いといて、伏線の張り方、現実と空想の狭間で揺れる描写とか、すごくよかった。
幼少期の美魚の性格、考え方から話が膨らんで、若山牧水の短歌を軸に、最後は美魚の内面的な話に収束。
話の流れも、美魚の心理描写もすごくよかった。
それにしても、ギャルゲーだから美鳥の存在はファンタジー的な「不思議な存在」ってイメージだけど、もしホラーとか怪談だったら美鳥の印象って途端に怖くなるよね。
鏡の中の自分と入れ替わってしまうみたいな怪談…ありがちだけど、子供の頃はすごく怖かったなぁっていうのを思い出した。

<その他個別ルート>
そこそこ。
抽象的過ぎて意味が分からなかったり何だりといろいろあったけど…。
美魚以外の個別ルートに関しては中くらいかなぁ…。

<リフレイン>
結局あの世界は超能力的なものでできたのかなぁ、とか細かい謎はあるけど、それでも話はよかった。
一旦は散り散りになったリトルバスターズのメンバーを、過去を明かしつつ話を進めていく…。
真人が加わった時の描写とか、素晴らしいにも程があるって。
ここまで辿り着くのがなかなか大変なんだけど、それでもここまでやってよかったと思えたよ、うん。
恭介の「ルールだって犯す。倫理だって踏みにじる。でも、あの二人だけは助ける。」辺りはグッとくるものがあるね。
この作品って、最初から最後まで、恭介が鈴と理樹を救おうとするための話だったわけか…。
鈴ルートが解放される時、「もうそろそろいいだろう」みたいなのが挿入されていたから、きっと個別ルートでも恭介は陰で禁じ手を使っていたんでしょう、多分。
「偶然」なんて無くて、全部「必然」。
「偶然の不幸」に思えたものも、実は偶然じゃなくて…。
と、そういう目で個別ルートやり直して見ると、また違う発見があるかもしれないね。

真人と謙吾が身を挺して理樹と鈴を守って。
恭介が、貪欲に力強く生きることを求め、爆発を防いで。
その上で、理樹と鈴が成長し、みんなを救った。
恭介は、理樹には敵わないと言ってたけど、一番の立役者はやっぱり恭介だな、と思う。

ん〜、以下、ひどく個人的な見方になっちゃうけど。
リトバスで評価してるのは、奇跡がゴールではなくて、出発点なところ。
「奇跡が起きて、後は何とかなりそうです(なりました)」ではなく、「奇跡が起きたけど、この先それを生かすも殺すもあなた次第」という内容。
ラストのワイワイやりながらの修学旅行は、奇跡が起きたからじゃなくて、その後に生きることを勝ち取ったからこそ迎えられたエンディング。

泣きゲーという印象は少ない。
それ以上に、力強い物語だと思った。
友情・努力・勝利の前に奇跡がついて、奇跡・友情・努力・勝利を高水準に描いた作品、それが僕の中でのリトルバスターズの評価です、はい。

音楽

音楽はすごくいい曲が多かった。
曲に関しては質量ともに問題なし!
日常の何気ないシーンで流れる曲でもいい曲が多かったのがよかったかなぁ。
主題歌の「Little Busters!」や、「Alicemagic」も含めて、音楽関連は流石というか何と言うか、二重丸です(*´▽`)
BGMでは「お砂糖ふたつ」が一番お気に入り。

絵・キャラ

クド可愛いクド可愛い(*´д`)
クド可愛いクド溺可愛(*´д`)
ということで、キャラ的にはクド目的で買ったこともあって、クドだけですw

それにしても、一番強烈に印象に残っているのが、リフレインでの真人のCG。
あの絵は反則すぎる…。

雰囲気

共通ルートの雰囲気は最高。
まぁ、作られた世界だからね。
リフレインは謎解きってこともあってミステリアスだけど。
とにかく、共通ルートの楽しさは最高です、はい。

総合
個別ルートはそんなでもないけど、全体的な感想としてはKeyの最高傑作、だと思う。
ランキングバトルとか野球とか、楽しい遊び要素が多い!
バトルは熱いね、燃えるよ、勝つか負けるか本当に分からないし。
一生懸命目当ての武器を選べるように神経を使ったり。
野球も、コンボを繋げるために必死になったり。
ただ、多分僕のパソコンのスペックが足りてないんだろうけど、カクカクして動きがもっさりしてる、さして問題はないけど(´・ω・`)
ライジングニャットボールとか、消える魔球になってるしw
それでも、最強、こと斉藤からランキング1位を死守できた瞬間。
野球の試合でようやく勝てた瞬間。
すごい達成感があってよかった〜。
野球とか、1周目は負けたけど、2週目でギリギリの接戦の末ようやく勝てた時なんてもう、ね!

メタ的な見方すれば、こんなゲームで遊んでないで外で遊びなよ、と言われてる気がしなくもないけどw
ラストのワイワイガヤガヤしながらのエンディング、こういうの好きだなぁ…。
全体を通してみれば、非常に良い出来だったと思います、はい。


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