No.11(2007/12/9)

基本情報
タイトルCLANNAD
メーカーKey/Interchannel
作品サイト
ジャンル恋愛アドベンチャー
発売日2004年4月28日(PC)、2006年2月23日(PS2)
シナリオ麻枝准、涼元悠一、魁、丘野塔也
音楽麻枝准、折戸伸治、戸越まごめ、traditional、eufonius
樋上いたる
ヒロイン古河渚(中原麻衣)、藤林杏(広橋涼)、藤林椋(神田朱未)、伊吹風子(野中藍)、坂上智代(桑島法子)、一ノ瀬ことみ(能登麻美子)、宮沢有紀寧(榎本温子)、相楽美佐枝(雪野五月)、春原芽衣(田村ゆかり)
その他特になし

購入経緯
なんとなく雰囲気が良さそうだったから(*´▽`)w
Keyブランドは特に好きというわけじゃないんだけどね(´・ω・`)

こんな人にオススメ!
恋愛じゃなくて、家族になる過程を描いた作品を求めてる人。
ギャルゲーの究極の完成形を求めてる人。

主人公

★岡崎朋也(おかざき ともや)★【固定】

【音声】
主人公以外フルボイス

【主人公の呼び方】
古河渚「岡崎さん、朋也くん」
藤林杏「朋也」
藤林椋「岡崎くん、朋也くん」
伊吹風子「岡崎さん」
坂上智代「岡崎、朋也」
一ノ瀬ことみ「朋也くん」
宮沢有紀寧「朋也さん」
相楽美佐枝「岡崎」
春原芽衣「岡崎さん」

ストーリー・コンセプト

[公式サイト紹介文より]

校門まで残り200メートル。

そこで立ち尽くす

「はぁ」

ため息と共に空を仰ぐ。
その先に校門はあった。

誰が好んで、あんな場所に校門を据えたのか。
長い坂道が、悪夢のように延びていた。

「はぁ…」

別のため息、俺のよりかは小さく、短かった。
隣を見てみる。

そこに同じように立ち尽くす女の子がいた。
同じ三年生。けど、見慣れない顔だった。

長い髪が、肩のすぐ上で風にそよいでいる。

「この学校は、好きですか」

「え…?」

いや、俺に訊いているのではなかった。

「私はとってもとっても好きです。
でも、なにもかも…変わらずにはいられないです。
楽しいこととか、うれしいこととか、ぜんぶ。
…ぜんぶ、変わらずにはいられないです」

たどたどしく、ひとり言を続ける。

「それでも、この場所が好きでいられますか」

「わたしは…」

「見つければいいだけだろ」

「えっ…?」

驚いて、俺の顔を見る。

「次の楽しいこととか、うれしいことを見つければいいだけだろ。
あんたの楽しいことや、うれしいことはひとつだけなのか? 違うだろ」

そう。

何も知らなかった無垢な頃。

誰にでもある。

「ほら、いこうぜ」

俺たちは登り始める。

長い、長い坂道を。

雰囲気的には良さそうですね、はい(`・ω・´)
不良少年岡崎君の波乱万丈の人生を描いた物語です(違
作りこみ具合は半端ないです…。

シナリオ・テキスト

全部書く体力はないから、いくつか特に気に入ったのとダメだったシナリオをピックアップして書いていこう、うん。

【共通ルート】
春原いじめはんたーいっ!
ってか、春原がいい人過ぎるんだ…普通あんなにやられたら友達やらないよねぇ。
春原いい奴だなぁ…というのを体感するのが共通ルートですw
雰囲気も十二分に堪能できます、ぶっちゃけCLANNADは共通ルートがメインだと思います、はい。

【風子ルート】
一番好きな話。
CLANNADシナリオの高評価は風子ルートと智代ルート。
風子が公子さんのためを想って一生懸命作る姿はすごく胸を打たれるし、公子さんの、妹を想う気持ちも分かるし。
お互いがお互いを大切にしてるが為にそれが枷となって前に進めない……。
螺旋のようにつかず離れずぐるぐると回るみたいでもどかしくて。
風子はすぐ側にいるのに伝えられないというジレンマ。
素直に受け入れられる、とても素晴らしいシナリオでした。
本当に、CLANNADでやってよかったと思えるシナリオです。

【智代ルート】
とてもよかった、いろいろ悩んだりして、その先に掴んだ未来。
恋愛アドベンチャーとしてすごく最高(*´▽`)w
二番目に好きなシナリオです(`・ω・´)

【ことみルート】
最初の「あなたは朋也くん。朋也くんは朋也くん」(少しうろ覚え)の段階で把握。
なんというか…結構先が読めてしまうシナリオだったのが残念だったかなぁ…。
演出はよかったですけどね♪w
一つ看過出来ないほど引っかかったのが、
「今君の目の前にあるのが、一ノ瀬夫妻が生涯をかけて完成させた最高の論文だよ」(うろ覚え)
というの…この台詞はない、空気読めこのおじさんっヽ(`Д´)ノ
一ノ瀬夫妻が文化人類学の学者とかだったら、こんな表現もありなんですけど(´・ω・`)
一ノ瀬夫妻が世界屈指の物理学者、というのにこの表現は合いません、はい。
そんな堅苦しいものをこんなシーンで出すなんて、感動のシーンが台無しだから!
例えるにしても、もっといい例えにしてください、ほんとお願いします。
なんというか…お話としてはよく出来てるんですけどねぇ…。

【春原兄妹ルート】
このシナリオは…ねぇ…。
感動のための悪、というのが如実に表れてる…。
芽衣がボール拾いをするシーン。
あんな理不尽なことを間近にして、野球部が誰も助けないとか…。
なんというか、シナリオのために周りの人間の善悪を決めてるようでどうにも受け入れられないところがある。
そういう、「都合合わせの為の悪」とか、あんまり好きじゃない。
悪を描くなら、レギュラーキャラにやらせてほしい。
「自分以外の周りは悪、自分たちの領域は善」というのがすごく感じられて嫌。

【渚ルート】
うん、まぁ(´・ω・`)
ここでも、むやみやたらと生徒会が悪に仕立て上げられていますけど( ´д`)
それよりも「両親が夢を諦めたから、自分だけ夢を叶えるわけにはいかない」って…何言ってるんだこの子は( ゚д゚)
風子シナリオは互いに意思の疎通が出来ない状況だったからすれ違っちゃってたけど、渚は父親と住んでるんでしょ?
それなのに…すぐそばに、すぐにでも触れられる、話しかけられる場所にいるのに。
どんだけネガティブ思考なんだろ(´・ω・`)
まぁそれはいいんですけど、渚がこうして迷ったとしても、それまでの経緯を見てた朋也だったら秋生の本心に至るハズ、渚に何も言えない状況にはならないです。
そもそも秋生も秋生で、学園祭で言った内容は昨日今日思いついたことじゃなくて、今までずっと考えていたことを告白しただけですよね?
学園祭を控えた大切な時期、不安定になってしまった娘に、なんで本番前にあの内容を言ってあげなかったのか。
本当に、何の理由もなくクライマックスのために引きずってたとすると、本当に微妙です…。

【その他】
いい感じで出来ていました(*´▽`)w
椋シナリオはとってもギャルゲーな感じでよかったです(`・ω・´)
アフターはバッドも結構好き♪w
全体的にはいいけど、やっぱりマイナス面は大きい…あと長い。
1ルートが長い上にヒロイン多い( ´д`)
今までやった中で一番体力使ったと思う(´・ω・`)

音楽

こんなにいい音楽があったのか…と。
どっちかというと控えめで、とても優しいです。
一番のお気に入りは東風ですかね…特にピアノバージョンが…。
全体的に見たらKey作品では一番いい音楽だと思います(`・ω・´)
もう、こればっかりはゲームをやって、音楽を聴くしかないですね♪w

絵・キャラ

椋が可愛い(*´д`)
なのに椋シナリオは光が貰えないっ!
…うん、勝平の方がトゥルー扱いだもんね(TT
でも看護師さん姿の椋とってもいいわ(*´▽`)w
うむぅ…。

雰囲気

全体的な雰囲気は最高級。
ここまで来たら雰囲気としてはもう望むところはない、雰囲気だけなら100点満点。
雰囲気がこんなベクトルのギャルゲーは今までやったことないし、これから先もまず絶対出ないんじゃないかと思う。
僕としては雰囲気重視なだけに、これはかなり大きいです(`・ω・´)

総合
シナリオが一部残念でした( ´д`)
ほんと、音楽もキャラも雰囲気も最高だっただけに、シナリオさえ…。
シナリオのところでも触れたことみシナリオと春原兄妹、渚ルートが改善されてれば間違いなく最高傑作だっただけに残念。
気にならないだけならまだしもすごくマイナス印象だから(´・ω・`)
それでも…それでも、それを差し引いても他の要素が抜群に良い作品だと思います。
終わってみれば本当に、やってよかったと思える作品でした。


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