No.18(2008/3/17)

基本情報
タイトルひなたぼっこ
メーカーTarte
ジャンルハートウォーミングADV
発売日2004年7月23日
シナリオ四天
ヒロイン柊日向(一色ヒカル)、速水小春(佐々留美子)、柊奈月(楠鈴音)、九条氷(吉川華生)、如月涼乃(北都南)、如月静馬(理多)
その他メーカー倒産、修正パッチはここで探してくださいまし

購入経緯
最初に知ったのはギャルゲー板だったかな…「初めてのゲームでひなたぼっこっていい?」とか質問してる人がいた気がする。
なんとなくタイトルが頭に残ってたんだけど、秋葉でふらふらしてたら見かけた。
そんなに値が張るわけでもなかったし、買ってみよう♪ということで購入(`・ω・´)
メーカーが倒産してたのを知ったのは買った後。
余談だけど、Tarte(正確には親会社…かな)が倒産したのって、カタハネを発売した直後だったんだね。
そう言えば1年くらい前mixiでカタハネを買ってください!って宣伝してた社員さん(?)がいたような気がする。
エロゲー会社も本当に大変なんだなぁ…と実感。

こんな人にオススメ!
うららかな晴れの日が好きな人。

主人公

★速水夏樹(はやみ なつき)★【固定】

【音声】
主人公以外フルボイス

【主人公の呼び方】
柊日向「速水くん、夏樹くん」
速水小春「夏兄」
柊奈月「夏樹くん」
九条氷「夏樹」
如月涼乃「兄様」
如月静馬「夏樹」

ストーリー・コンセプト

[パッケージ裏紹介文より]

自宅から、少し離れた大学に通う学生、速水夏樹
三年前に両親を亡くし、その後を義妹の小春と二人で生活していた。

大学の方は三年目にして、卒業に必要な単位はほぼ取り終えている。
そこでふと、無為に過ごしていた二年間に気付く。
それは両親を失ってから、久しぶりに自分自身について考えた瞬間でもあった。

大学にきた目的も忘れかけていた夏樹は、
残りの二年という時間を、少し自由に使ってみようと決意する。

とはいえ、簡単には目的を見つけることの出来ないある日、
夏樹は学園時代の恩師に出会う。
今は、教職を離れた柊日向は、実家で喫茶店を営んでいた。
人手の足りない喫茶店で、バイトを申し出る夏樹。
それは恩返しと、胸に残る初恋の残滓。

突然の夏樹の行動に、戸惑いを隠せない妹、小春
そんな兄妹を、優しく見守る友人たち。

都会から、少しだけ離れた静かな街で、物語は動き始める―――

物語、というより、どの子と結ばれるか、それだけ考えて、あとは雰囲気に浸ってれば結構楽しめると思う。
この紹介文は内容をよく表してるけど…ん〜なんだかね。
冒頭の描写とかから甘酸っぱいようなほんのりしたような恋愛を…と考えてやると最後で結構痛い目見ます。
共通ルートが長いから、そこで十二分に浸っておきましょうね(*´▽`)w

シナリオ・テキスト
共通ルートでのほのぼのした雰囲気、世界観、期待…。
それら好印象が終わった時には逝き場を亡くします。
途中までがすごく好きで、えらく期待が高まってただけに、個別ルートは本当に残念としか…。
先の読める展開は個人的に許容範囲としても、エロシーンが…うん、これは後で述べよう。
なんていうか「え?コレで終わり?」っていう感じ…。
どのヒロインも個別ルートに入った途端強引な展開で告白&H2回(一部1回)、と思ったらそのままエンディング!?
本当、何を描きたいのか分かりません…まぁ日向さんは個別ルートに入っても少しほんわか出来たけど、短すぎる…短いよ、個別ルート…。
エピローグもとってつけたような…ていうかどれも本当にとってつけただけのエピローグだし…。
とにかく個別ルートに入ってからラストまでが全てのルートにおいてダメすぎ…それまでの積み重ねが台無しだよ…。
一番マシかなぁ、と思った某隠しキャラエンドも、下の「絵・キャラ」の反転部分にあるような事情でマイナス面の方が大きかったし。

と、不満点を一通り述べたところで。
反面、共通ルートはかなり良い出来だったりします、はい。
ひなたぼっこ、というタイトルに恥じない癒しっぷり(*´▽`)w
人によっては退屈に感じるかもしれないけど、キャラもよく立っていたし、それぞれ魅力的に描かれていたと思います。
準共通ルートの七瀬のエピソードはコテコテだけど、作品として見れば結構いい感じのエピソードになってますしね。

まぁ、もうちょっと…もうちょっと頑張ってほしかった、うん。

音楽
OPはひなたぼっこというタイトルそのまま表してて、すごくいい。
EDも聴いてると涙が出てくる、メロディーも歌詞もいい。
気になってる人はどっちも聴いてみるといいと思う…ゲームやってなくても、ひなたぼっこというタイトル・絵に惹かれた人ならまず気に入ると思う。
BGMも、曲数はあんまり多くないけどどれもキラリと光るものを持ってる、ひなたぼっこの世界によく合ってるものばかり。
音楽に関しては全く問題なし、だと思います、はい(`・ω・´)

絵・キャラ
絵はものすごくふんわりしてて、本当にいいと思う。
ものすごくやわらかくて優しい感じだし、正直これ以上何を望むのかっ!と。
共通ルートではどのキャラもすごく魅力的で、楽しくて。
そのキャラを最後で活かしきれなかったシナリオはd(ry
それと、以下、重大ネタバレ反転表示。
静馬が女の子とか…orz
本当に何考えてるんだろう…親友キャラで、ものすごく好印象だったのに。
今、親友キャラは悪く言えば踏み台的役割のキャラが多い中で、ものすごく自然で爽やかで素直、ノリも悪くない、というすごくいいキャラだったのに。
こういう男友達いたらいいなぁ…と本気で、本気で思ってたのに、こんな設定で覆すとか…orz
確かに男なんて一度も書いてないし、僕も最初「男?女?」って迷った上で勝手に男って判断したけど、これって叙述トリックみたいな感じだよね。
普通だったらまぁ大したことないんだけど、静馬ルートやったの最後だったから、他ルートのエンディングで結構打ちひしがれていたところに見事にダメ押ししてくれました。
ほんと、この作品で何をやりたかったんだろう…。

雰囲気
ま・さ・に・ひなたぼっこ。
ほんのりほんわかふんわりりらりん♪
もうこの作品の全てと言っていい、そして最大の魅力。
体験版ってまだどっかにあるのかな?
やってみるといいと思う(`・ω・´)

エロ
エロは入れざるを得ない状況だったにしても、雰囲気・流れその他丸々無視して入れるってどうなんでしょう?
「個別入って二人っきりになったらエロあると思え」みたいな展開は…。
何よりも残念なのが…そう……
中途半端な一人えち!ヽ(`Д´)ノ
2人に2回あったけど…この中途半端さは…(´;ω;`)
いやまぁ、超個人的嗜好だからそれは別にいいんですけどねw
まぁ、涼乃1回目のスカートくわえはGJとしておきますけどw
この作品におけるエロシーンの存在が微妙すぎますね(´・ω・`)
というか、作品の雰囲気に反してエロシーンが少し生々しい感じがします。

総合
音楽・絵・キャラ・雰囲気…あとは個別ルート何とかしてください。
ED曲がまたいいんだよ…本当に、感動とは別の意味で泣けてくる…。
可愛さあまって憎さ百倍、みたいなレビューになっちゃってるけど、本当に、本当に共通ルートはよかったんだよ…。


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