No.13(2008/1/27)

基本情報
タイトルCROSS†CHANNEL
メーカーFlyingShine/KID
作品サイト
ジャンル学園青春アドベンチャー
発売日2003年9月26日(PC)、2004年3月18日(PS2)
シナリオ田中ロミオ
音楽Funczion SOUNDS
松竜
ヒロイン山辺美希(野中カオリ)、佐倉霧(沢野冷果)、宮澄見里(及川ひとみ)、支倉曜子(児玉さとみ)、桐原冬子(鳴海エリカ)
その他廉価版あり

購入経緯
昔お気に入りだったレビューサイトでオススメされてたので。
後から気付いたけど、これギャルゲーじゃなかったのかorz
でもレビュー。

こんな人にオススメ!
田中ロミオが好きな人。
シナリオが全て!な人。

主人公

★黒須太一(クロス タイチ)★【固定】

【音声】
主人公以外フルボイス

【主人公の呼び方】
山辺美希「先輩」
佐倉霧「黒須先輩」
宮澄見里「ぺけくん」
支倉曜子「太一」
桐原冬子「太一」

ストーリー・コンセプト

[公式サイト紹介文より]

夏。

学院の長い夏休み。
崩壊しかかった放送部の面々は、個々のレベルにおいても崩れかかっていた。
初夏の合宿から戻ってきて以来、部員たちの結束はバラバラで。
今や、まともに部活に参加しているのはただ一人という有様。

主人公は、放送部の一員。
夏休みで閑散とした学校、ぽつぽつと姿を見せる仲間たちと、主人公は触れあっていく。

屋上に行けば、部長の宮澄見里が、大きな放送アンテナを組み立てている。
一人で。
それは夏休みの放送部としての『部活』であったし、
完成させてラジオ放送することが課題にもなっていた。
以前は皆で携わっていた。一同が結束していた去年の夏。
今や、参加しているのは一名。

そんな二人を冷たく見つめるかつての仲間たち。
ともなって巻き起こる様々な対立。
そして和解。
バラバラだった部員たちの心は、少しずつ寄り添っていく。

そして夏休み最後の日、送信装置は完成する―――
装置はメッセージを乗せて、世界へと―――

しかしこの文章を読んだらそれは期待が高まるでしょ(`・ω・´)
夏休み・閑散とした学校・屋上・アンテナ・ラジオ放送・完成・メッセージを乗せて、世界へと―――
このシナリオ紹介文は秀逸すぎる、少し鳥肌立ったし。
まぁ、うん、だからそっち方面に期待しすぎちゃったのかな。
だからなんだか少し肩透かしを食らった気分になったw

シナリオ・テキスト

個人的にはうむぅ…という感じだけど、このシナリオは超一級品だとは思う。
「どんな世界を描きたかったか」というのがストレートに伝わってくるのも好印象。
ただ、公式のがなぁ…うのみにして期待を裏切られたw
多分9割以上はいい意味で、僕みたいな別な意味で裏切られる人も――僕は見たこと無いけど――いないこともないと思う。
シナリオの展開が普通の路線だったらもちょっと個人的に好きになれた作品(^^;
嫌いってわけじゃぁないんだけどねぇ…うん、まぁ。
ていうかラストとかはものすっごく好きだったりするw
あの終わらせ方はほんとほんとにあり得ないくらい最強の終わり方だね!
この点はすごく高評価してます、はい。
あと、描写が丁寧で流暢、風景なんかも文章読むだけで目の前に広がるみたいな。
この点はすごくよかったです。

音楽

どうでもいいけどSMAPの世界に一つだけの花にメロディーラインが似てるBGMがw
まぁそれはいいとして、音楽面は十分いい感じに仕上がってると思う(`・ω・´)
あんまり印象に残らなかったけど(´・ω・`)

絵・キャラ

七香可愛いってば七香(*´д`)
でもエロゲではパンチラが見られるのかっΣ(・ω・ノ)ノ
ギャルゲーでは決して見れなかった禁断のパンチラっ!!
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…(*´д`)
おいちゃん興奮してきたよキタヨ〜(・∀・)人(・∀・)
七香がこの作品を最後までやる原動力になりましたw
話し方も特徴的、とっても可愛い子です(*´▽`)w
いやぁこんな嫁さんが欲しいです、はい!
しかしここでもすごい設定ががががが…!!
まぁそんなの気にしないけど(^^

雰囲気

CLANNADに並ぶ最高にいい雰囲気。
描きたい世界観がストレートに伝わってくるし、絵師さんの腕も相まってすごくいい感じに仕上がってる。
日常の会話がとても楽しい、いつまでも浸っていたくなる、独特の雰囲気。
OPの、教室で揺れるカーテンとかもすごくいい演出だと思う。
文句なしです、はい。

総合
雰囲気が飛び抜けていいけど、公式でのシナリオ紹介と実際のシナリオがかけ離れてるというのは(´・ω・`)
まぁ大きな目で見れば全体に関わってきてはいるんだけどどうにも…。
でもそれが評価されてるのも事実だしね、これはこれでよかったとは思う。
ネットで評判聞かなかったら絶対手を出さなかったとは思うし。
ていうかこの作品、正直自分でも好きなのか嫌いなのかよく分からない( ´д`)
「好きか?」と聞かれても「嫌いか?」と聞かれても多分すごく悩む…。
でもそういう作品があってもいいね、うん。
でも名作という評価に関しては結構納得な作品です、はい。
全然レビューになってないけど、まぁいいや、とりあえず今のニーズには応えられる作品だと思うからやってみるといいかもよ♪w
ということで締め。


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