No.75(2013/3/20)

基本情報
タイトル英雄伝説VII 零の軌跡
メーカー日本ファルコム
作品サイト
ジャンルRPG
発売日2010年9月30日
その他リメイク・PSVita『英雄伝説 零の軌跡 Evolution』も発売中!

購入経緯
オススメしてもらえました(^^)

こんな人にオススメ!
王道ということで、万人向けです。
強いて言えば、戦闘やレベル上げよりシナリオ重視のRPGが好きな人向けです。

主人公

★ロイド★【固定】

【音声】
掛け声のみ

ストーリー・コンセプト

[パッケージ裏紹介文より]

大国の狭間で急成長を続ける《貿易都市クロスベル》。
金と物、人と技術、そして欲望が集まるこの《魔都》で、
警察《特務支援課》に配属された《捜査官ロイド》と
仲間たちは、大都市の《光と闇》に挑む──

一本道のシナリオを進めていく、シナリオ重視型のRPGです。
序章、1章から4章、そして最終章…全部で6章からなります。
王道RPGを目指して、それを見事に実現したって感じの大作ですね(^^)
前作・空の軌跡もプレイしていた方がいいのかな〜というイベントもあったけど、プレイしていなくても充分楽しめます。
英雄伝説シリーズが初めて、という人でも問題なさそうです♪

シナリオ・テキスト
クロスベル市を中心に、それを取り巻く様々な事件を解決していきます。
本当に次が気になる流れで、各章のクライマックスはとても盛り上がりますね!
本筋だけ追っていっても充分楽しめそうですけど、それ以上に脇道…というか町の人に話しかけるのも面白いです(^^)
クロスベル市を始めとして、アルモリカ村、聖ウルスラ医科大学、鉱山町マインツ…タングラム門、ベルガード門…節目ごとに、住民の会話も変わります。
その人たち全員と話してると、ひと通り回るだけで1〜2時間かかったりしちゃいますけど(^^;)
でも、時間に余裕があるなら、ぜひぜひ回り道はたくさんしてほしいですね♪

序章は特務支援課発足です。
ロイド、エリィ、ティオ、ランディ…そしてクロスベルの人たち、とっても魅力的なキャラクターが出てきます(^^)
クロスベル裏社会のマフィアの影も見え隠れして…。
序章を通して、特務支援課の絆が固くなっていきます。
第一章は『神狼たちの午後』…マフィアの一つが怪しい動きを始めます!
クロスベル市だけでなく、周辺の村や町にも移動できるようになって、ぐっと世界が広がります。
第二章は『金の太陽、銀の月』…この章で、物語にさらに深みが増してきます。
『警察』と『正義』…この作品の一つのテーマと言ってもいいですよね。
それと平行して、イリア様やリーシャなど、魅力的なキャラも次々と出てきます(^^)
ノエルさんがスポット参戦して、謎の敵・銀も登場です。
そして迎える第三章『クロスベル創設記念祭』は、中盤の一大イベントですね。
クロスベル全体が盛り上がる裏で行われる盗品の競売会に潜入するという、すごくハラハラドキドキの章です!
そしてここで、個人的にイチオシのキーアちゃん登場です(*´▽`)
インターミッションを挟んで迎える第四章『忍び寄る叡智』は、クライマックスに向けてクロスベルに起きている異変に迫っていきます。
かなりシリアスな展開もあって…ここまで来たら、あとはラストに向かって一直線です!
最終章『クロスベルの一番長い日』で盛り上がりは最高潮、一気にエンディングです!

本当に、どんどん次が気になる話なので、これだけでも充分楽しめる作品です♪

音楽
主題歌は「way of life」…とってもこの作品に合ってるいい曲です(^^)
BGMもずーっと聞いてても飽きないですね、どれも素晴らしい出来です!
特に好きなのは、東クロスベル街道の『On The Green Road』と2章・3章ボス戦の『Inevitable Struggle』です。
前者は初めてクロスベル市の外へ出た時のBGMなんですが、ピクニックでもしてる気分になるいい曲です(^^)
後者は物語的にすごく盛り上がってるボス戦のBGMで、すごく気分が昂揚します!
もちろん、通常戦闘のBGMも好きですけどね♪

ちなみに、零の軌跡…というよりファルコム作品の音楽は利用料フリー宣言が出てます。
きちんと決まりを守ればいろんなところのBGMに使用出来るみたいです(^^)
利用料をとるよりも知名度をあげようってことでしょうけど、思い切った試みですよね。

絵・キャラ
主人公のロイドは、賢くて正義感に溢れていて、気恥ずかしい台詞でも真面目顔で言ってしまう好青年です(^^)
お人好しな面はありますけど…ただ理想を並べるだけのお人好しではなくて、現実をちゃんと見つめた上で自分なりの正義に照らし合わせて判断・行動できる人、というイメージですね。
同性から見ても、頼もしい主人公だと思います(^^)
その他、エリィやティオ、ランディといったメインの面々も個性豊かで頼もしい仲間です♪
第3章では、一緒に潜入捜査するパートナーをこの3人から選ぶことになります。
この他にも、空の軌跡コンビのエステルとヨシュアや、殲滅天使・レンちゃん、頼りになる曹長・ノエルさん、アルカンシェルの看板俳優・イリア様、期待の新人・リーシャ、そしてキーアちゃん…魅力的なキャラクターがたくさん出てきます(^^)
みんなお気に入りだけど、キーアちゃんとエリィが特にお気に入りかなぁ…と、それは置いといて。
その他にも、クロスベル市内、市外と数多くの人が住んでいて、どのキャラにも最終章までそれぞれの生活があって…。
「あ、そういえばこの子は前の章で○○って言ってたけど、その後どうなったかな〜」など、全員に話しかけて最終章までプレイすれば、ほとんどの人の生活が見えてきます(^^)
ぜひ町や村の人にもたくさん話しかけながら進めて欲しいと思います♪

雰囲気
何と言っても、世界のバランスがすごくいいです。
ファンタジー要素がありながらも異世界さを感じさせず、警察という現実的な組織の中で、裏社会と関わっていく…。
クロスベル市という場所は、本当に不思議な場所ですね。
特務支援課の夜の屋上でエリィと語り合うシーンがあるんですけど…そのシーンはとても雰囲気いいです。
のんびりまったりしたり、ハラハラドキドキしたり…ギャグあり、シリアスあり、燃えるシーンあり…本当に王道中の王道をまっすぐに進んでいる作品だと思います。
少しだけ怖いところもあるけど、憧れてしまう世界ですね(^^)

難易度
戦闘難易度は「Nightmare」「Hard」「Normal」「Easy」の4つから選ぶことができます。
Normalでプレイしましたけど、戦闘で手こずったのはボス戦で何度かあったくらいですね。
少しRPGに慣れた人なら、もしかしたら最初からHardでも何とかなっちゃうかも。
でも最初はNormalでプレイするのが無難だとは思います(^^;)
2周目3周目だと装備なども引き継げたりするので、周回プレイは楽ですね(^^)
戦闘面は比較的楽ですけど、コンプリートや1st捜査官を目指すのは、かなり難易度高いです。
「え、そんなことしなきゃならないの…?」とか思うのが普通にありますし。
それでも、住民の台詞が代わる度に全員に話しかけて、調べるべきところは全部調べれば、攻略本なしでも出来ないことはないかな…。
攻略本なしで捜査官1stを目指すのはちょっと難しいので、買ったほうが無難だと思います(^^;)

総合
書きたいことはここまででほとんど書いちゃいました。
RPGの王道ということで、とてもよく出来たゲームです(^^)
未解決のまま終わってしまったこともあって…それは次の碧の軌跡でやることになるのかな。
本当に面白いので、オススメです♪

プレイ日記
2012年8/23〜2013年1/24までの日記から、ゲームプレイ状況に関する部分だけ抜粋です。

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