No.71(2012/3/14)

基本情報
タイトルJEANNE D'ARC
メーカーSCE(販売)/レベルファイブ(開発)
作品サイト
ジャンルシミュレーションRPG
発売日2006年11月22日
ヒロインジャンヌ(坂本真綾)、リアン(能登麻美子)
その他ハード:PSP
廉価版・攻略本あり

購入経緯
オススメということで貸してもらいました♪

こんな人にオススメ!
楽しい作品がやりたい人!
ジャンヌ・ダルクが好きな人!

主人公

★ジャンヌ★【固定】

【音声】
フルボイス(アニメシーンのみ)

ストーリー・コンセプト

[パッケージ裏紹介文より]

時は中世、フランス。
天の声に導かれ、戦うことを択んだ悲劇の英雄、
『ジャンヌ・ダルク』の数奇な運命を、
史実とファンタジーを織り交ぜて描く「if」の物語──。

ということで、有名な歴史上の女傑、ジャンヌ・ダルクを題材にしたシミュレーションRPGです!
序盤は概ね史実と同じように、ドンレミ村から出発してオルレアンの開放などを行なっていきますが、シャルル7世の戴冠辺りからオリジナル要素が強くなります。
歴史上のイベントや実在の人物をベースにして、そこに魔物や魔王、伝説といったファンタジー要素を絡めた作品です。
ジャンヌを知ってる人でも知らない人でも、充分に楽しめる内容になっています(^^)

シナリオ
歴史上の百年戦争やジャンヌ・ダルクについては世界史の教科書に載ってる程度の知識しかありませんでしたけど、楽しめる作品でした(*´▽`)
多分、もともとジャンヌ好きで詳しい人なら、もっと楽しめるんじゃないかな、と思います(^^)
ジャンヌは名前しか知らないという人には攻略本もセットで購入するのがオススメですね。
元となった出来事や背景などもゲームをベースにしながら書いてありますし、ジャンヌについてもっと知ることが出来て、興味もわいてきます。
設定も、魔物とか魔王とかのファンタジーをうまく絡めたなぁって思いますね。
RPGですけど、アニメーションもありますし、お話も次は?次は?と気になる展開が用意されています(^^)
序章〜1章はジャンヌが戦いに身を投じていきながら、自分の使命を確認していく話ですね。
2章でオルレアンを囲む砦を順次攻略してオルレアン開放、3章ではランス大聖堂へシャルル7世を送り届け、4章ではパリ開放を試み、5章ではルーアンでの救出を目指し、紆余曲折を経て魔王を倒すためにパリ城へ…おおまかな流れはこんな感じです。
シミュレーションRPGということで、結構軽いノリで仲間になったキャラが最終決戦まで残ってたりしますね。
戦闘の末、謎を引っ張った上で仲間になったジルやリシャールみたいに、他のキャラも仲間になる時は何か印象的なイベントが欲しかったかな〜、と。
後になって「あれ?このキャラ、どういう経緯で仲間になったんだっけ…」と忘れてしまうくらいに、最初の出会いの印象が薄いキャラもいたり(^^;)
気になったのはそれくらいですね、アニメーションもありますし、物語の世界を充分に堪能出来ました(^^)
最後も綺麗に終わって、終わった後はとても達成感があります。

音楽
曲数は全部で何曲あるんだろう…音楽の種類はそんなに多い印象は無かったですけど、意外と多かったかもしれないです。
どれもしっかりした作りの曲になってますね(^^)
フィールドマップの音楽は、特にお気に入りです、後半の少し物悲しいところとか。
サントラは出ているみたいですが、ゲーム内で音楽鑑賞もあったらよかったなぁと思います。

絵・キャラ
やっぱりお気に入りはリアンですね(^^)
途中から、とある理由で男の人っぽい容姿になっちゃうんですけど…その前のリアンはとても可愛いです!
後はラ・イールのキャラがいいですよね…言葉は荒いけど、軍を鼓舞する重要なキャラです。
ジルは、冷静に状況を見て、後は行動で信頼を勝ち取っていくタイプですね、カッコいいです。
会話とかそんなに多いわけじゃないですけど、それぞれ魅力的なキャラクターなので、プレイしてて楽しかったです。
プレイ終わった後、攻略本などでモチーフになった人物を見ていくのも面白いですね。
ジルのその後は…ですけど。。
キャリーとローザは選択でどちらか一方が仲間になるんですが…出来れば、この子達にももっと台詞欲しかったなぁ…と思いました。

雰囲気
シリアス一辺倒です。
戦争中で魔物とかも出てきますけど、そんなに暗い雰囲気は無いですね。
ギャグ成分はほとんど無しと言ってもいいですけど、仲間がどんどん増えて行って、オルレアンでは熱烈な歓迎を受けたり、明るいところはあります。
中世ヨーロッパの雰囲気や魔物とかのダークファンタジーの雰囲気は出ていますし、プレイしててとてもよかったと思います(^^)

難易度
初心者でも充分楽しめる作品だと思います♪(^^)
説明書にはいろいろ書いてありますが…ゲーム中で順番に教えてくれますし、プレイしながらルールを身につけていくことができます。
新しい機能が追加される度にゲーム中で丁寧に解説してくれるんですよね。
一点だけ、最初から気をつけなきゃならない点があるとすれば、マップシンボルに入る前のセーブデータは必ず1つは別に残しておくことですね。
マップシンボルに入った後は、戦闘が避けられないので…万が一、どうあがいても勝てない敵だった場合、下手したら物語の最初からやり直す羽目に…となりかねません。
特に、唐突に出現するアルトア平原は要注意です。
それさえ気をつければ、後はレベルを順調に上げながら進めていけば充分ですね(^^)
あと、少しゲームバランスが悪いな、と思うのは、中盤でドラゴンを何体か倒すと、その後が楽になりすぎちゃうところですね。
ドラゴンは、レアスキルを落とすとかにして、経験値はあんまり必要無かったかも…と思います。
あと、攻略本とか見つつ、真面目にステージの敵全滅&各フリーバトル1回&アイテム全回収をやっていたら、後半は本当に楽すぎる展開になってしまいました。
まぁでも…時間に余裕があって、ちゃんとフリーバトルもこなしつつ進めていく几帳面なタイプだと後半が物足りないかもしれないですが…忙しくてとにかく先に先にって人には丁度いい難易度かも知れないです。
とりあえず、難易度としては難しくないので、こういうジャンルが初めての人でもオススメです♪

総合
とっても面白い作品でした!
1ヶ月半くらいかけて少しずつプレイしましたけど…熱中しちゃいましたね(^^)
やっぱり一気に集中してプレイ、となると大変かもしれないですけど、の〜んびり、1日1ステージずつ、とかにするととっても長く楽しめる作品です(^^)
要所要所のイベントでは、アニメーションもあって、これもとてもよく出来てるんですよね。
一度見たアニメーションなら後から何度でも見返すことが出来ます(^^)
2〜3分のアニメーションが30個近くあるので、数としてはかなり豊富です(^^)
クリア後も、コロッセアムでの優勝というやりこみ要素があるので、頑張ろうと思えばいくらでもやりこめる作品です♪
とっても楽しめる作品でした!

プレイ日記
2012年1/13〜3/7までの日記から、ゲームプレイ状況に関する部分だけ抜粋です。

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